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交響曲第10番 (ベートーヴェン) : ミニ英和和英辞書
交響曲第10番 (ベートーヴェン)[こうきょうきょくだい10ばん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

交響 : [こうきょう]
 (n,vs) reverberation
交響曲 : [こうきょうきょく]
 【名詞】 1. symphony 
: [ひびき]
  1. (io) (n) echo 2. sound 3. reverberation 4. noise 
: [きょく, くせ]
 【名詞】 1. a habit (often a bad habit, i.e. vice) 2. peculiarity
: [だい]
 (n,pref) ordinal
: [ばん]
 【名詞】 1. (1) watch 2. guard 3. lookout 4. (2) bout, match (sumo) 5. (3) (one's) turn
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

交響曲第10番 (ベートーヴェン) : ウィキペディア日本語版
交響曲第10番 (ベートーヴェン)[こうきょうきょくだい10ばん]

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン交響曲第10番(こうきょうきょくだい10ばん)は、ベートーヴェンの未完成交響曲である。なお、この楽曲は、シューベルトロ短調交響曲や、ブルックナー交響曲第9番マーラー交響曲第10番などとは違って、曲の断片的なスケッチが記されているにとどまり、本格的な作曲が開始されないまま作曲者が逝去している。
==構想==
ベートーヴェンは、交響曲第5番交響曲第6番交響曲第7番交響曲第8番、といったように後期の交響曲を二曲一組として作曲している。その流れに沿い、交響曲第10番も元々は交響曲第9番と組にして構想された楽曲である。彼の構想の初期の段階では、交響曲第9番は純粋な器楽のためのものとされ、第10番は合唱を含むものとして計画されていたが、やがてベートーヴェンはこの二つの楽曲の構想を一つに統一し、より完成度の高い一つの交響曲の作曲へと方針を転換することとなる(ここで生まれた交響曲こそが「第九」である)。
交響曲第9番の完成後、ベートーヴェンの関心は弦楽四重奏曲の作曲へと移り、次の交響曲はスケッチ状態のまま手を加えられることはなかった。その後、ベートーヴェンは1827年に死去した。ベートーヴェンの晩年の秘書を自称していたアントン・シンドラーによると、ベートーヴェンは死の直前に「完全にスケッチを終えた新しい交響曲が引き出しの中に入っている」と言い残したという。しかしベートーヴェンの死後、彼の遺言にもとづいて友人のシュテファン・フォン・ブロイニンクとシンドラーが交響曲第10番のスケッチを探したが、それとおぼしきスケッチは見つからなかったとされる。
交響曲第10番のスケッチであろうと考えられている断片的な楽譜は数多く発見されており、中には「かなりの可能性で実際の交響曲第10番のスケッチである」と見られているものもある。しかし、大半は判別がついていない。残されたスケッチは数小節単位の非常に断片的なものであり、また非常にラフな記載で判読困難な部分もある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「交響曲第10番 (ベートーヴェン)」の詳細全文を読む




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